最近阿里云で学生割引があるのを見て、クラウドサーバーを 1 年間無料で利用できることになり、阿里云のサーバーを注文し、新しいドメイン名を登録しました。
具体的な状況はここを参照してください：https://x1g.la/university-aliyun.html
この記事では、クラウドサーバーの購入と使用、ドメイン名の登録に関する私の見解と経験を共有します。
クラウドサーバーの購入#
クラウドサーバーの購入に関しては、国内外に多くのサービスプロバイダーが存在します。例えば、阿里云、テンセントクラウド、Microsoft Azure、Oracle などです。条件が整っている場合は、海外のサーバーを優先的に選ぶことをお勧めします。
阿里云を例にとると、**こちら** を参考にしてください。
サーバーの位置を選択するオプションでは、海外の位置を選択してください（海外オプションがある場合）。国内のサーバーは ICP 登録されたドメイン名が必要ですが、海外のサーバーは必要ありません。
クラウドサーバーの構成#
システムの選択#
クラウドサーバーは多くの Linux ディストリビューションをサポートしており、CentOS を優先的に選ぶことをお勧めします。安定性と互換性が良好です。
クラウドサーバーへの接続#
クラウドサーバーへの接続は、Xshell やその他の類似ソフトウェアをダウンロードしてインストールすることで実現できます。以下は Xshell を例にした具体的な手順です：
- 「新しいセッション」をクリックします。
- ポップアップウィンドウにサーバーに関する情報を入力します。
Docker のインストールとイメージソースの変更#
Docker はサーバーにとって重要なソフトウェアで、以下のコマンドで取得できます：
curl -fsSL https://get.docker.com | bash -s docker
Docker を起動し、バージョンとサービスの状態を確認します：
service docker start
docker version
systemctl status docker
国内のダウンロード速度を向上させるために Docker のイメージソースを変更します：
- daemon.json ファイルを編集します：
sudo vi /etc/docker/daemon.json
- ファイルに以下の内容を追加します：
{
"registry-mirrors": [
"https://docker.m.daocloud.io",
"https://docker.nju.edu.cn",
"https://dockerproxy.com"
]
}
- Docker を再起動します：
service docker restart
管理パネルのインストール#
Linux サーバーをより便利に操作するために、管理パネルをインストールすることができます。例えば、宝塔パネルや 1Panel などです。
宝塔パネル：https://www.bt.cn/
1Panel：https://1panel.cn/
サービスのインストールとファイアウォールまたはセキュリティグループの設定#
パネルをインストールした後、パネルのアプリストアで必要なアプリをインストールできます。例えば、ブログシステム（Hexo、WordPress など）です。
アプリのポートをブラウザでアクセスする際は、クラウドサーバーのコンソールのセキュリティグループで対応するポートを許可する必要があります。
ドメイン名について#
ドメイン名の登録#
ドメイン名の登録については、海外の登録業者を優先的に選ぶことをお勧めします。国内の登録業者は本人確認が必要で、認証プロセスには数時間から数日かかる場合があります。
また、一部のプラットフォームでは無料のサブドメインを提供しており、予算が限られているユーザーには良い選択肢です。
DNS サーバーへのドメイン名のホスティング#
ドメイン名を登録した後、DNS サーバーにホスティングしないと、正常にドメイン名でウェブサイトにアクセスできません。著名な DNS サービスプロバイダーには以下が含まれます：
Cloudflare を例にしたドメイン名のホスティングプロセス#
- Cloudflare アカウントに登録し、ログインします。
- Cloudflare ダッシュボードで「サイトを追加」をクリックします。
- 登録したドメイン名を入力し、「DNS レコードのスキャンを開始」をクリックします。
- スキャン結果に基づいて、必要な DNS レコード（例えば A レコードや CNAME レコード）を確認または手動で追加します。
- 設定が完了すると、Cloudflare は 2 つのネームサーバーアドレスを提供します。例えば：
ns1.cloudflare.com
ns2.cloudflare.com
- ドメイン名登録業者のアカウントにログインし、ドメイン名のネームサーバーを Cloudflare が提供するアドレスに変更します。
- DNS 解決が有効になるのを待ちます（通常は数時間から 24 時間かかります）。
- Cloudflare で「プロキシ状態」を有効にします（オレンジの雲のアイコン）と、CDN と保護機能を使用できます。
これらの手順を完了すると、ドメイン名は Cloudflare に正常にホスティングされ、無料の DNS、CDN 加速、セキュリティ保護サービスを享受できます。
ドメイン名の登録が必要かどうか#
ドメイン名の登録が必要かどうかについて、サーバーが海外にある場合は登録が不要ですが、中国にある場合は登録が必要です。
ドメイン名が登録されると、ウェブサイトは中国政府の監視を受け、ウェブサイトの内容と機能は法律や政策によって制限されます。
まとめ#
クラウドサーバーの購入とドメイン名の登録は、ウェブサイトを構築するための基本的なステップです。適切なサーバープロバイダーとドメイン登録業者を選び、基本的な構成と操作スキルを学ぶことで、迅速に自分のインターネットアプリケーション環境を構築できます。この記事の共有が、これらの分野に興味のある方々にとって実用的な参考となることを願っています。